朝起きて窓から眺めると、霧がかかっているようにミルク色の空気が辺り一面立ちこめていました。空も海も道も総てがこのミルク色のベールに包まれて、そこから波や車の音だけが響いています。いつもは霧がかかると汽笛の音が響きますが、聞こえてこないので、霧はこの辺りだけなのかしらと思う。暫くすると霧は雨に変わり小雨がが降ってきて、空はどんより重くゆっくりと動いています。午後からショッピングに街までバスで行きましたが、今日はタイミングが良くて、バス停で待たされることはありません。ショッピングを済ませてバス停に行くとすぐバスが来て、シーフロントを走るバスに乗ることが出来ました。このバスは途中まで街の中心を走り、途中から海岸通りに出て走ります。バスの窓から眺める空と海は波もなく藍色で、地平線はルビーのように赤く染まっていました。バスを降りる頃には地平線と雲は別々になリ、雲は炎のような形に変わりながら、見たこともないようなピンク色に染まっていました。それが見えなくなるともうすぐ暗くなり、冬の短い1日が暮れて行きます。

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