カテゴリー「MrsBのつぶやき」の記事

2009年10月15日 (木)

ROALD DAHL

先日ROALD DAHLの”Esio Trot”というタイトルの本を古本屋さんで買いました。このタイトルについて作者は亀という意味を亀語で書いたと説明しているのに興味をそそられたのです。本文は勿論のことイラストも絶妙、引き込まれて時間の経つのを忘れる程でしたが、薄い本なので早々に読み終わってしまいました。とても楽しく読めたので、この作者の別の本を探すことにしました。

見つけた2冊目の本のタイトルは ”Fantastic Mr Fox" というもので、イラストも一冊目と同じQUENTIN BLAKEによるものです。これは、Mr Foxという狐の家族と3人の農夫のお話です。Mr Foxと農夫達の知恵比べですが,はたしてどちらに勝利?それは判りませんが目下この本に夢中です。

3冊目に用意しているのは ”BOY" というタイトルで彼の子供の頃のお話ですが、この表紙もQUENTIN BLAKEのイラストです。そしてその後も、"Charlie and the Chocolate Factory" と続く予定です。この秋はROALD DAHL三昧で楽しい時間が過ごせそうです。

Ddahl
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2009年10月12日 (月)

dine in for two £10

知人の会話「本当に素晴らしいわ!二人分のディナーが10ポンドで買えるのよ。S大型店大当たりのこの企画、内容もお値打だし申し分ないわ。最近では他のスーパーもまねし始めてはいるけれど!」と絶賛。S大型店には数日前も行ったばかりですが、このことには気が付きませんでした。

そこで今日はお天気も良いし、S大型店に行ってみることにしました。店内に入るとまずウエアと小物の売り場になっていて、その奥が食料品の売り場です。セールで混雑している通路を奥の食料品まで一気に進み、知人のお話にあったものが何処にあるか、きょろきょろしました。すると目の位置よりはるか高いところに立て看板があって、そこには”dine in for two £10”とあります。

レストランでメニューを選ぶように、まずメインディシュを魚か肉料理から選びます。サイドディシュはカリフラワー、ブロッコリー、芽キャベツ、人参がすでに下ごしらえされて袋入りになっています。それからデザートも数種類揃っています。そしてワインは赤か白のどちらかを一本選択、〆て10ポンド。仲良く選んでいるカップルもいて、売り場のムードはなかなかです。単品で買うと20ポンドはしそうですが、それと引き換えに食事やワインを考える楽しみは放棄してもいいのかしら? と少々複雑な思いでその光景を眺めていました。

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2009年10月 1日 (木)

ドライフラワー

お花のある生活は心が安らぎ、例え嫌なことがあってもお花を眺めているだけで忘れることができます。私にとってお花屋さんの前を素通りすることは至難の業。買わない時もお花を少しの間愛でて、そのアロマを吸い込むともうルンルンです!

お花は、生花もよいしドライフラワーもなかなかです。友人知人から頂いたお花は、屢々ドライフラワーにします。生花としてもう少し鑑賞できるお花を、思い切ってドライフラワーにすると色も形も素敵に仕上がり、こちらは湿度が少ないせいか色も美しく残ります。

埃はドライフラワーの上に容赦なく積もり、多くのドライフラワーは数年もすると泣く泣く捨てることになりますが、ときには色あせたお花と埃が調和して、不思議な美しさに昇華することもあります。
埃をかぶっても毅然としているドライフラワーはとても捨てがたく、いつまでも見とれてしまいます。

Dried_flower
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2009年6月 5日 (金)

ブルースカイだけだったら

夏のよく晴れた日には、大分昔に起きたある出来事を想い出させてくれます。それは英国の列車強盗が大金を手にし長い間ブラジルに隠れ住んでいましたが、年老いてから自首したことです。なぜ今頃になって自首したのかとの問に「英国の気候が懐かしいから!」と答えたと当時のニュースで聞きました。

もし英国の気候が夏の日の青空のようなお天気ばかりだったとしたら、列車強盗のこのお話はあり得なかったことでしょう。毎日が青空の生活は誰にとっても理想的に思えますが、イギリスで生まれ育った生粋のイギリス人にとっては、お天気というものは毎日が晴れてさえいればそれで良いというわけではないと、このお話は物語っているようです。でも少しですが私にもそれは判るような気がします。

冬のグレーブルーの空にグレーの雲、ぴーんと張りつめた冷たい空気、葉の落ちた樹々、冬の景色は厳かで魅力的です。それに夏の服装は味気ないけれど、寒いシーズンはお洒落を存分に楽しむこともできます。帽子に手袋、マフラーにコート、ああ早く冬がやってこないかな!と心待ちにしている私です。

Bluesky
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2009年5月28日 (木)

ふわふわと

今日はアムステルダムの旅行から戻り、初めて街にお買い物に出掛けました。たった数日間の旅行だったのに、なんだかとても長い間家を留守にしていたような気分です。バスに乗ったら顔見知りの運転手さんで,定期を見せると笑顔で「ありがとう!」と言ってくれました。それだけで我が家に戻ったような安堵感がありました。

行きつけの食料品店の野菜は、急に暑くなった陽気でぐったりしていましたが、レジの女性は「お元気ですか?」と明るく声を掛けてくれました。今頃の白菜はオランダ産が出ていて重宝しますが、半分には切ってくれませんのでショッピングバッグが重くなって閉口します。

ショッピングからの帰りバスを降りて、海の方に向かっての眺めにはいつも見とれてしまいますが、それが素晴らしいお天気なら尚更です。海や空の色は毎日変化して飽きることはありません。今日はそこでふわふわした雲を眺めていたら「ノンちゃん雲に乗る」を思い出し遠い昔が懐かしくなりました。

Seascapemay
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2009年5月10日 (日)

丘のベンチ

バスで30分、バスから降りると夫は近くの女性に「海岸はどちらの方角ですか?」と尋ねると、彼女は「あの建物の裏よ!」と少し遠くの方を指差して笑顔で教えてくれました。私はパブやティールームに気をとられながらきょろきょろしてついて行くと、間もなく細い路地の向こうに海が見えてきました。

素朴なプロムナードに沿って白い家が並び、どの家にも申し合わせたようにバルコニーが付いています。そこにはデッキチェアやテーブルなども見えますが、ビーチには見事なくらいに何もなく、唯一小さなキオスクがありそこには飲み物やサンドイッチなどを求める人が並んでいました。私もそこでソフトクリームを買い、真っ白いクリフの方に向かう夫の後を食べながらついて行きました。

クリフに向かってどんどん上がって行く夫の後をふーふーしてついて行くと、所々に木製のベンチが置かれています。そこに腰掛けると一望のもとに街が見渡せ、ここでは何も聞こえず動くものは遠くの白い波と鳥達だけです。商業的な飾り物が全くない、一見して平凡なこうした眺めがいかに私達の日常から忘れられていたのか、ここにすわって眺めていると思わずため息がでてしまいます。

Seaford
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2009年4月13日 (月)

窓から

朝起きるとまず窓から海を眺め、昼も夕も夜も窓から海を眺めます。窓から見る景色はお天気次第で微妙に変わり、時には大きく変化します。

風は弱くても海の表面にはさざ波が立ち、強い風は荒波に変わります。「今日はchoppy water!」と言う時は、海に荒い波がおきている場合で、波が白く見える時にはwhite horseなどと言います。

海にヨットが浮かんでいる景色ほど贅沢に見える眺めを私はほかに知りません、白い帆はどうしてあんなに海や空の色と調和するのでしょうか。でもモーターボートほどそれらのすべてを台無しにする無粋なものはありません、やって来ないよういつも願っています。

Eastermonday
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2009年4月10日 (金)

こころの青空

子供の本には夢や冒険、楽しい事や正義(してはいけないこと)などが一杯詰まっていて見ているだけで優しい気持ちになりますが、かたや大人の本や新聞雑誌の多くは読むと気がめいるようなことで溢れています。夢中になって冒険や夢を追いかけた昔を少しは取り戻したいものです。

青空に浮かぶ雲をみていると、以前知人が夫に送ってきたメールのことを思い出しました。それは詩人Wordsworthの一節で、繰り返し繰り返し読んでも其の意味を理解することはできませんでしたが、でもそれは想像力をとても刺激してくれました。

想像力を豊かにすることで、夢や冒険の世界に行くティケットを手に入れることができるかもしれません、そして幼年期や青春期の輝く日々を少しは取り戻したような気分になるかもしれません。

Jblue
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2008年11月28日 (金)

NOVEMBER

COUNTRYSIDE MONTH BY MONTHという本を読んでいると、「英国の11月は4月とよく似た気候ですが4月よりは降雨量が多い」とありました。本当かしら?と気温と降雨量を調べてみたら其の通りでしたが、今迄11月と4月をそのように比較してみたことはありません。4月は雨が降ってもエープリルシャワー、樹々は日々若々しい緑をひろげますが、一方11月は紅葉が終われば霜や氷雨など冷たい灰色のイメージで、暖かい衣服や快適な部屋それに温かい料理が恋しくなる月です。

それでも11月になると街はお店のウインドーにクリスマスのイルミネーションが灯り、買い物客が沢山のショッピングバックを抱えて歩き始めます。街角には焼きぐり屋さんが姿を現し「甘くて美味しい焼きぐりだよ!」と通りの人々に呼びかけ、落ち葉は風に舞いやがて樹の根元に溜まって冬の支度を感じさせます。それに晩秋から初冬にかけての空がここでは最も美しく、穏やかな日の夕暮れは空がピンク色や赤に染まり、金色の洛陽はあっという間にその向こうに幕を落とします。

November
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2008年10月11日 (土)

小春日和

暴風雨が去った後は、良いお天気と春のようなぽかぽかした暖かさです。今朝は青空が広がりウインドーショッピング日和だったので、街に出掛けることにしました。バス停迄くると,バスは直ぐにやって来て「今日はついてる!」と嬉しくなりました。乗ったバスは新しい車体で座席の色やレイアウトもいままでとは代わって、すっきりとして、新車の匂いがしました。

バスは何故か何時ものルートから外れて、渋滞している海岸通にでてのろのろと走り、止まり、また走りの繰り返しで、目的のバス停になかなか着きません。バスの窓から歩いている人々や海や雲を眺めていると、まるで遠い昔の遠足のような気分になりました。日射しの中を自転車で走る人や腕を組んだカップル、笑顔で話し合いながらプロムナードを歩く人達、それぞれがおもいおもいにいきいきと楽しそうに見えました。

Octobermorning
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2008年5月26日 (月)

雨の日

雨は、舗装されたプロムナードをチャコールグレイに、浜辺の砂をココナッツ色に、しっとりした色に変えます。犬を連れて浜辺を散歩する人やプロムナードを足早に歩いている人がたまにいますが、あとは海岸に沿った大通りを行き交う車だけの静かな時間が流れていきます。

雨の音は波の音と一緒になり、車のタイヤが路面に溜まった雨水で滑るような音をたてながら走っているのが聞こえますが、憂鬱にならないのは?多分”a rainy day” の表現を知ったせいだと思います。

”to save for a rainy day”はまさかの時のために(お金を)節約しておこうという意味ですが、英国人の知人に「この表現を日常使う?」と聞くと「よく使うわ。」と応えました。そして「特に子供達には!」と付け加えました。そう、このフレーズで雨の日からこの国の子供達は、人生の厳しさを学んでいるのです。

Arainnyday
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2008年5月12日 (月)

Tattoo

五月なのに真夏のような日射しの中、やっと来たバスに乗り込むとラッシュアワーのような混みようでした。ラッキーなことに空いた席を見つけてほっとしていると、左の肘から肩にかけて昇竜の入れ墨、左右の耳には梅花の入れ墨、それにベアトップの黒いワンピースにサングラス姿で、その隣には入れ墨にピアスとなんだか怖い雰囲気のカップルが前方のシートにいるのに気がつきました。

次のバス停で白い杖を持った目の不自由な男性と介護の男性が乗りこんできました、するとすぐに入れ墨女性は連れの男性に席を譲るように促し、彼女は大きく重そうなバックといくつものショッピングバックを抱えて席を空けました。介護していた男性と杖の男性は礼を言って座りました。席を譲って立っている入れ墨女性に介護の男性が何か言いましたが「大丈夫!」と言う彼女の声だけが聞こえました。

当初は入れ墨女性が席を譲るなどとは思いもしませんでしたが、予想外の出来事にこの女性に対する印象が全く変わりました。怖いという印象から優しい美人にすっかり変わってしまったのです。家に帰ってこのブルーのヴィクトリアンプレートを眺めながら、同じブルーのあの入れ墨を思い出しています。

Victorianplate
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2008年5月 3日 (土)

A sleeping cat

お店の棚に猫がお布団に入って眠っている写真入りのboxが飾ってありました。それはピンク色でとても可愛いいboxだったのでおもわず手に取って眺めていると、お店の女性が近づいてきて「boxにはこれが入っているのよ」とお布団に入って眠っている陶器の猫をぽんとboxの上にのせてくれました。

眠っている猫はとても優しい顔付きで、子猫のように見えます。あまり可愛いので頭をなでると「このsleeping catを見たら、誰でもそうしたくなるみたい!」とお店の女性は笑いをこらえながら可笑しそうに言いました。sleeping catを買って帰宅し、夫に見せると「とっても可愛いいね、ここに置くとぴったり」と窓際のベットの上に置きました。

陽のよくあたるところで、猫は気持ち良さそうに pawsを丸めて眠っていますが、英国の迷信に「猫が4つの手足を全部 下向きにまるめて眠っていると寒くなる前兆」というのがあるので、5月になっても未だ冷たい風が吹いているのは、このsleeping catのせいかしら?とちょっと気になっています。

Sleepingcat
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2008年4月25日 (金)

ナルシシャス(narcissus)

冬とは違って今頃になるとお花屋さんのお店にはさまざまな種類の花がならぶので、つい立ち止まって眺めてしまいます。カラフルな花々のなかで”白い花”は意外と目立ち、お店の一番前に並べられて春の訪れと価格をアピールしていれば尚更です。

近所の八百屋さんでもお花を売っていて、店頭に彩りを添えています。種類は多くないのですが野菜を買うついでに、ついついお花に手がのびてしまいます。今日は沢山ある”白い花”のなかから花と蕾みの半々ぐらいの2束を選んで店員さんに「おいくら?」と聞くと「1ポンド(200円)!」と言われました。

その”白い花”を抱えてスーパーに寄ると、顔馴染みのレジの女性がそのお花を見て「何処で買ったの?お花屋さんそれとも八百屋さん?」と聞くので「八百屋さん、お花屋さんより安いわ!」と応えると彼女は頷いた後に「私はこのお花大好き!白い花びらが重なっていて、中は黄色で素敵でしょ。それにとっても良い香り!」と言うので「このお花の名前ご存知?」と聞くと「ナルシシャスよ。」と教えてくれました。

ーあなたは、ギリシャ神話のなかで水に映る自分の姿に恋をして、溺死し水仙の花に化したと伝えられお花なのでしょうかー

Flowers
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2008年4月 1日 (火)

Foot warmer

イギリスは日曜日から夏時間になりましたが、未だに寒くて湯たんぽを離せません。いま使っているものはだいぶ古くなってきたので、新しいものを買いに行きました。ショップの販売員に「Foot warmerは何処にありますか?」と聞くとけげんそうな顔で「何?」と聞き返されました。
「ゴム製のボトルにお湯を入れ、足を温めるもの」と言うと「あ、Hot water bottleね。」とやっと分かったらしい。

なぜ湯たんぽをFoot warmerと憶えてしまったのかと記憶の糸をたぐり寄せても、さっぱり思い出せません。「その、Hot water bottleありますか?」と言うと、「全部売り切れ、ごめんなさい!」「いつ入荷します?」と聞くと「全く判らないの。」というつれない返事でした。

湯たんぽを就寝前に準備するのは面倒ですが、一晩中温かいので幸せな気分になります。電気毛布やこたつと違って乾燥したり電磁波の心配もありません。その上湯たんぽのカバーをフェイクファーにすると、まるでペットと一緒にいるみたいというプラスアルファもあります。冷え性の人はぜひ試してみて下さい。

Nekomarukun
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2008年3月30日 (日)

ピンクのおリボン

昨年の暮れ帰国数日前のこと、同じアパートに最近引っ越してきた隣人から「Safe journey!」と花束を頂きました。ピンクや赤、白などのバラ、チューリップ、カーネーション、かすみ草でまとめたブーケは、ピンクのサテンリボンで結んでありました。

お食事やお茶に招いた人達からお花を頂くことはありますが、このようにしてお花を頂くことは初めてだったので、驚くと同時にとても嬉しくなりました。よく見るとリボンはストローの束に結んであり、花束はそのストローの束で結わえてありました。そのリボンとストローの組み合わせがとてもチャーミングだったので、棚のマグカップと並べて飾っておきました。またお花はドライフラワーになるように吊るしておきました。

今回戻ってきてみるとお花はすっかりドライフラワーになっていて、いただいた時の感激がまた甦ってきました。ピンクのリボンも愛らしい形のままで、まるでお帰りなさいと言っているかのようでした。

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2008年3月28日 (金)

ポテトチップ

日頃なるべくジャンクフードは避けるようにしていますが、WalkersのポテトチップSalt & Vinegarは例外です。少し遠出の時は必ずバッグに忍ばせます。ただし乗り物の中で食べる時は臭いが強いので要注意、誰が食べているのかすぐわかってしまいます。

パブで飲むときのつまみもポテトチップですが、その場合はクリスプスと言います。たかがポテトチップ、されどポテトチップでスーパーの棚には沢山の種類のポテトチップが並んでいます。ポテトのスライスや味付け、カロリーにこだわり、魅力的なパッケージ表現にメーカーの工夫がみられます。ポテトチップは英国人の胃袋には欠かせないもののようです。

バスの中で見た赤ちゃんは、ママにそれまでしゃぶっていた”おしゃぶり”の代わりに”ポテトチップ”の袋をもらってご機嫌。美味しそうにポテトチップを口に運んでいました。幼児の頃からその味に馴染んでいるのだと変に感心しました。

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2007年12月25日 (火)

Dinner is served

ふわふわと空に浮かぶ雲の群れは、沢山のごちそうで満腹になった雲が横たわっているかのようです。雲がこんなふうに見えるのは読み始めた本“DINNER IS SERVED"のせいだと思います。

70年代英国の小さなホテルに宿泊した時のこと、夕食の準備が整うとリビングルームで待っている宿泊客に「Ladies and Gentlemen, Dinner is served」と厳かな調子の声がかかり、それを合図に客達はぞろぞろとダイニングルームに向かったのです。

この"DINNER IS SERVED"のタイトルに惹かれて買い求めた本は、マナーハウスのPreston Manorの売店の棚で見つけました。この本には英国の伝統的なテーブルセッティングやテーブルリネン、食事中のマナー、食後にダイニングルームからドローイングルームに引くタイミングなど、いろいろ興味深いことが書いてあり、英国の食文化を垣間見るような気分にさせてくれます。

昨年英国の伝統的なクリスマス料理を用意してくれた友人は、私達が喜ぶ様子を見て「息子達は伝統的なクリスマス料理のターキーよりローストラムの方を好むの」と言っていた言葉を思い出します。伝統的なものが世代と共に少しづつ変わっていくのは止めることが出来ないようです。

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2007年12月20日 (木)

A Christmas Carol

窓から見えるピアのクリスマスイルミネーションを眺めていたら、昔クリスマスの頃に行った近所の教会のジャンブルセール(jumble sale)のことを思い出しました。そこでは細長いテーブルの上に使い込んだ衣料品からハンドバック、靴、テーブルリネン、おもちゃ、人形、ぬいぐるみ、本、フレーム、CD、絵はがき、カード、キッチン用品から片方だけの靴までと、実にいろいろなものが並んでいました。

そこで買ったエンサイクロペディア(百科事典)は今では机上の飾りになっていますが、当時それを見つけた時には小躍りして買ってしまいました。品物の番をしていた男性が「最近ではパソコンで代用するのですっかり人気がなくなった」と嘆いていたことを懐かしく思い出します。

時代が変遷する中でクリスマスツリーやプレゼントの表現も変化していますが、チャールスディケンズが1843年に書いた”クリスマスキャロル”は今でも多くの人々の心をとらえているようです。この本にあるようにクリスマスが人間らしい愛にあふれた象徴であるのなら、一年365日がクリスマスであれば良いと思うのは、子供達だけの望みではないのだと思います。

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2007年12月17日 (月)

"Christmas in Catland"

作家 Alice Goyderの"Christmas in Catland"はクリスマスにぴったりの童話です。これはビクトリア時代を背景にした猫王国( Catland)を舞台にしたお話で、2匹の子猫が主人公でその親猫や親戚も登場します。擬人化した挿絵はビクトリア時代の面影を彷彿とさせてくれます。

この本にはビクトリア時代のクリスマスのテーブル(クリスマスの食事)や、子供達がクリスマスプレゼントに切実に望んだもの、そしてクリスマスの遊びのことなどがいろいろ書いてあります。クリスマスの夜に2匹の子猫達が一番欲しかったプレゼントロッキングホースに乗って、空の彼方にある一年中がクリスマスの国を目指して行く夢でお話は終わります。

大人にとってもクリスマスはロマンチックで、特にトナカイのそりに乗ったサンタクロースはとても魅力的です。できればサンタさんと一緒にそりに乗りプレゼントを配るお手伝いをして、そのお礼に素敵なプレゼントを頂く、そんな夢を見ています。

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2007年11月30日 (金)

インジケーター

カウンティーホスピタルの前のバス停は、マリーナのスーパーに行く時によく利用します。このバス停にはバスインジケーターがあって、待ち時間の表示がでるのでバスを待つのが苦になりません。

今日もショッピングに行こうとこのバス停に行くと、4、5歳の男の子とその父親らしい二人が待っていました。男の子は「どの位待つの?」と父親に聞きながらこちらに笑顔を向けたので、私もにっこり返しました。父親は男の子をインジケーターの前まで連れて行き、男の子の目の高さに屈み込みインジケーターを見上げながら「7番のバスはあと5分だ、判る?」と教えました。

丁度その時1台のバンが止まり窓から大声がかかりました。知り合いの車なのでしょう、父親は男の子の手を引いてゆっくりと大股で車まで歩いて行きました。道は混んでいて親子が乗り込んだ車の後ろには何台もの車が繋がっていましたが、親子は慌てずに乗り込みやがて車は見えなくなりました。

子供から大人の世界に、この男の子はどんな大人に成長していくのでしょうか。もしその成長を示すインジケーターがあれば見たいものです。

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2007年11月14日 (水)

カロリーウオッチャー

ここ数年日本料理に関心を持つ英国人が増えているので、我が家のゲストにもお寿司や天ぷらを出しますが、予想以上に喜んでもらえるため、すっかりそれにはまっています。日本食は低カロリーであることも彼等にとって魅力のひとつのようです。

揚げ物のカロリーがどの位になるのか気になり、フィレカツを揚げた後に油のカロリー計算をしてみました。1リッターのベジタブルオイルで揚げ物をして、その後に鍋に残っている油は95%でした。消費した5%の油の総量のカロリーは450カロリーで、これは1人分にして150カロリーにあたります。これにフィレ肉のカロリーを足さなければなりませんが、以外に少ないと安心しました。

カロリーウオッチャーの友人は、メインコースの後のチーズは決して食べずにパスします。デザートにあんみつを出したところ、「美味しい!」と言って躊躇なく食べました。そのうちこちらのデザートには和菓子やあんみつなどが加わるようになるのではと予想しています。

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2007年11月11日 (日)

スリッパー

こちらでは靴のまま部屋に入りますので、靴はまず家の前でついている泥などを落とし、次に玄関の入り口に置いてある靴拭き用の絨毯で念入りに泥や汚れを落とします。それでも訪問先のカーペットが白や淡い色だと身の縮む思いがします。来客用のスリッパーを用意する習慣があればいいのにと思いますが、残念ながらそういうことはありません。

ある日、友人宅で私がスリッパ ーを買いに行く話をしたところ、間髪を入れずそこのご主人が「美味しいね、私も好きだ!」と身を乗り出して言ったので、おもわず吹き出してしまいました。彼は朝食で食べたkipper(ニシンを干したもの)を思い出し、ついslipperとkipperを聞き違えてしまったと言い訳をしました。滅多に食べ物のことなど話題にしない人なので、その時初めてkipperが好きなのだと知りました。暫く間を置いてから全員でお腹を抱えて大笑いをしたものです。

スリッパーがよく売れるシーズンは秋から冬にかけてのようで、今頃が一年を通じて一番種類が揃っている時期です。スリッパーを見るとついついこのキッパーの想い出し笑いをしてしまいます。

Slipper
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2007年11月 4日 (日)

19世紀の肖像画

日曜日の新聞についてくるマガジンのページをめくっていたら、19世紀の肖像画を特集しているページに目が止まりました。それは、女性や男性や子供を描いたもので、白く透きとおった肌と黒く長い睫毛の顔でポーズしている淑女達、手入れの行き届いた髭の威厳をみせている紳士、フリルやレースがたっぷりとついた服を着た子供達が、ゴージャスな背景をバックに美しいタッチで描かれています。

Antonia Fraserによると、この頃の肖像画は依頼主が画家に女性の場合はあくまでも美しく、男性はパワフルに威厳があるように、子供は可愛らしく描くことを強要したそうです。そうでない肖像画は屋根裏部屋に入れられ、永遠に陽の目を見なかったそうです。

これでどの肖像画も非の打ち所のない容姿を持っていることに合点がいきました。実際の人物はどのようであったか知る由もありませんが、肖像画に描かれた人物はまるで可愛らしく作られたお人形のようです。

これはその肖像画よりもさらに可愛らしく美人の我が家のブリジットです。

Brigit
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2007年10月27日 (土)

ティディベアのリボン

マスコットのティディベアに素敵なリボンを探しに、ビンテージマテリアルのマーガレットのお店に行きました。店の引き出しには沢山のリボンがあり迷っていると、通りから馬のひずめの音が聞こえてきました。もしかすると、、急いで通りに出てみるとやっぱりお葬式の馬車でした。

トップハットにモーニングコートの2人の御者が、ハンサムな2頭立ての馬車で棺をひいている光景は厳かで神々しい。リボンを買って帰宅する途中教会に人が集まっていたので近寄ってみると、その教会の入り口にいた女性が「母のお葬式です」と優しい笑顔で教えてくれました。そしてあの馬車はお母さんの遺言に依るものであることも話してくれました。私は彼女の明るい振る舞いに、なにか救われたような思いで帰宅しました。

買い求めたリボンは、ビクトリア時代より古いものだそうですから、長い歴史の中でさまざまなものを見てきたのではと思います。

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2007年10月15日 (月)

車椅子とバス

私は良くバスを利用します。バス代はこの9月から再度値上がりし往復で3ポンド20ペンス(約800円)にもなりました。そのためか乗客は少し減ったような感じもします。バスは地域に密着しているので、車内の人々の会話や服装等を観察していると、その地域の人々の生活の様子が見えるようです。

先日もバスに乗ると珍しくドライバーが女性でした。乗り込んでから停留所を2つ3つ過ぎたところで、バスストップに車椅子に乗った中年の男性が待っていました。ドライバーが「乗りますか?」と声をかけましたが返事は聞こえませんでした。ドライバーは運転席から立ち上がり少し間をおいて、スロープ状のスッテップが地面に届く大きな音がして、やがて車椅子が乗り込んでくるのが見えました。

車椅子の男性は狭い車内の中を慣れた手つきで移動し、車椅子用の定位置で止まるとバスは発車しました。普通の乗客が乗り込むより何倍も時間は掛かりましたが、車椅子に付き添う人がいなくても一人でバスを利用出来るのです。車内の人々は車椅子が要する時間にイライラすることもなく、またこの光景を特別視することもなく、ごく自然に受入れていました。
東京では見ることのない光景を、私は心暖まる思いで見ていました。

Bus
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2006年12月14日 (木)

暖かい部屋

風が強い日は窓を開けていなくても冷たい風はヒューヒューと音を立てて、カーテンを揺らし隙間から冷たい風を部屋の中に運んできます。それでも暖房のある室内は暖かく快適です。「今時は暖かい部屋にいられるだけで、幸せを感じないといけない」と言った主人の友人の言葉を思い出します。お金があれば何でも買うことの出来る世の中ですが、その反面戦争やテロそして殺伐とした事件が次々と起きています。不自由なく生活している人々もストレスばかりが多く、幸せをかみしめることは少ないように思います。日常のごく当たり前の繰り返しの生活の中にこそ、幸せの青い鳥は存在するように思います。もしかすると、青い鳥は窓ガラスを射す陽だまりの中にもいるのかもしれません、ただそれに気がつかないだけで。
Window
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2006年12月13日 (水)

雨とイギリス人

雨降りには、ちょっと古いけれど” Singing in the rain "の曲を思い出すと、ウキウキした気分にかわります。そして外出を楽しいものにするには、傘にこだわることです。 知人のTさんは絵に描いたようなイギリス紳士ですが、傘が大好きで沢山の傘を持っています。特にこだわるのは大きめでたたむと細くステッキのようになる黒のエレガントなタイプですが、その他にも白黒やカラフルなものに加えて、パパラッツイに追われた時用のものまであるそうです!でも大方のイギリス人達は、雨の日でもいつものように濡れたままで平然と歩いているのです、それは寒い冬の日でも例外ではありません。傘は持っても傘は開かずに、突然の雨にも悠然と濡れながら歩くのがイギリス流みたいに思えてしまいます。
誰が置いたのか白黒の傘が開いたまま置いてありました、今日も雨の1日です。
Rainydayjpg
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2006年12月11日 (月)

クロワッサン

朝の6時頃に目が覚めて外を見ると、明るいのは街灯だけでまだ暗闇です。7時を過ぎると空は少しづつ明るくなってきて、7時半にはもうかなり明るくなりました。淡いブルーグレイの空と海の間は、クレヨンで濃いグレイの太いラインを描いたように見えます。空は朝焼けに染まっていて、グレイの雲が浮かんでいます。カモメ達が大きな輪を描きながら、ゆっくりと飛んでいます。天気予報によると午後から又雨降りのようで、用事は午前中に済ませたほうがよさそうです。外に出ると冷たい空気が頬にあたりジーンと痛く感じます、それでも新鮮な空気が美味しくて海を眺めながら思いっきり深呼吸をしました。それから近所のスーパーに入ると、焼きたてのパンの香りが漂ってきて、もうたまりません。クロワッサンとミルクを買って、大急ぎで帰宅しました。紅茶の用意ができた頃も、クロワッサンは未だほんのりと温かい。近所のスーパーが焼きたてのパンを売るようになってからよく買いますが、パリのパン屋さんに負けないぐらい美味しいのです。でも昨日書いたヒルダの言葉を思い出して、クロワッサンは3日に1度、いや1週間に1度にしようと思っています。
Seafront
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2006年12月10日 (日)

バスを待つヒルダ

今日は久しぶりの快晴、浮き浮きした気分で外出しました。裏の通りに出るとバス停でバスを待っているヒルダに会いました。3/4丈の黒のコートに白のタイトスカートがとても似合っています。「お元気?」と挨拶を交わした後、彼女は「お天気になって嬉しいけれど、今日はとても寒いわね。」と左右の手のひらをこすっている。「長く待っているの?」と聞くと、「いつものように、一足先に行ってしまったの」と残念そうに応えました。彼女とはバス停でしばしば会うようになって、自然に挨拶を交わすようになりました。ヒルダは70を少し過ぎたくらいにみえて、いつもセンスの良い着こなしをしています。それに姿勢がとても良いのが印象的です。
先日バス停で会った時に彼女は「来年は90歳になるので、家族や友人がお祝いをしてくれるの」と言うのを聞いて、本当に驚きました。どうみてもそんな歳には見えません。そこで彼女の食生活について少し聞いてみました。「ごく普通のもの、野菜や果物が好きで、お肉よりお魚をよく食べるけど、油ものはあまり食べないわ。」と教えてくれました。
今日はこれまでとは風向きが変わって北からの冷たい風です、冬の間は北向きで陽の当たらないこのバス停はとても寒く、長い時間待たされるのは誰にとっても辛いものです。背を真っすぐに伸ばしたヒルダを見たら、早く走ってきてね、バスの運転手さん。
Birdschimneies_1
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2006年11月29日 (水)

クリスマスプディング

クリスマスツリーのイルミネーションが灯る頃になると、すっかり師走気分です。デパートやスーパーでは、クリスマスの定番料理やお菓子、シャンパンやワインなどの宣伝に工夫を凝らしています。Sデパートのパンフレットには、”クリスマスハンパース”と名付け大、中、小のバスケットにクリスマス向けの食料や飲み物を満載。ハムやスモークドサーモン、キャビア、クリスマスプディング、チーズ、ビスケット、チョコレート、お茶やワインなどで、大きなバスケットは800ポンドもして、ため息がでます。そのパンフレットを眺めているうちに、クリスマスプディングを買いに行こう、と決心。でも行き先はSデパートではなく、バスに15分ゆられてスーパーWに。クリスマスプディングは、大きな棚にいろいろな種類が並んでいました。クリスマスプディングを選んでいた男性の隣に老夫婦がやってきて、同じようにクリスマスプディングの品定めをし始めましたが、棚の下や上は手が届かない様子。するとその男性は、ごく自然な態度で老夫婦にクリスマスプディングの価格やレシピーを読んであげました。老夫婦が感謝したことは言うまでもありません。ちょっと良い気分になって帰りのバスに乗りました。
Xmastree
大きなクリスマス用の木が用意されていました。
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