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2009年4月30日 (木)

暴風雨が去って

先週の日曜日は暴風雨のようなお天気でした。大粒の雨が止み青空が見えてお天気になるかなと期待すると、またすぐに雨が落ちてきます。おまけに風で窓がぶーぶーと音をたてる始末で、とうとうその日の夜半からは大雨に。シーガルも流石に何処かに退避したようで鳴き声がありません。屋根をたたく雨音は、波の音や車の音をもかき消す勢いでした。

翌日の朝も雨は降り続き一向に止む気配がありませんでしたが、突然小降りになり風も収まってきました。お昼頃には空が明るくなり外出できると喜んだのもつかの間、又雨が降り出してきました。それからは降ったり止んだりの繰り返しで外出は諦めました。ところが午後のお茶の時間には雨も上がり、陽が射してきました。

窓からみえる空には帯状になった濃い灰色の雲と白い雲が、互いに覆いかぶさるようになったり次々に形を変える様子は、とってもドラマチィクで長い間見とれてしまいました。

April
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2009年4月27日 (月)

Weekend

知人から土曜日の夕食に招待されました。そこは私達のところから歩いて15分くらいのところで、海とは反対の丘の方に上がって行きます。私達は手みやげのワインをぶら下げて、まだ青空と明るい日差しの中を出掛けました。バス通りを抜けスーパーの角を右折し、すこし曲がりくねった坂道を上がって行くと、左側に私立学校があります。年季の入った建物は夕暮れの陽を背にいっそう古めかしく見え、そのグランドの青々とした芝生と対照的です。その景色をゆっくり眺めながらその道の先にある知人のフラット(アパート)に着きました。

玄関に立つと知人が窓のカーテン越しに顔を出し、笑顔で迎えてくれました。通されたリビングルームには既にテーブルセッティングがなされていましたが、他のゲストがまだ到着していなかったので私達にベットルームやバスルームそして裏庭を見せてくれました。キッチンを通り抜けて庭にでると、そこにはブルーベルやチューリップ、忘れな草などいろいろな花が咲いていて、小さな池には鯉が数匹泳いでいるのが見えました。

部屋も庭も大きくはありませんが、白を基調に収納もよく考えられていて簡素でコンテンポラリーです。そうこうしているうちに他のゲスト達もやってきて急に賑やかになりました。ご挨拶が済んでから白ワインで乾杯。それから部屋に飾ってあった知人自作の絵について暫く歓談し、それからやっと食事になったのです。

Weekendtable
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2009年4月23日 (木)

ケッケッケのシーガル君

朝早くそれも夜明け時、誰かが可笑しそうに笑っている声が聞こえてきます。眠い頭でぼんやり聞いていると、だんだんそれがはっきりとしてきます。人の笑い声には似てはいますが、どうも鳥の声のようです。妙な鳴きかたで4、5回繰り返した後にいつも聞こえなくなります。

この変わった鳴き声はこのところ毎朝聞こえてきます。一体全体どんな鳥なのかしら?今迄聞いたこともない鳴き声なので、見たこともない鳥の種類に違いないと、鳥類図鑑で捜してみましたが一向に判りません。

今日バス停でバスを待っていると、上のほうからケッケッケとあの鳴き声が聞こえてきました。声のする方角を見上げると向かい側の建物の屋根の上にシーガルが止まっていました。そのシーガルは右を見たり、下を見たり、左を見たりしながらケッケッケとあの声で鳴いているのです。「毎朝聞こえてくるあの笑い声!」とびっくり。慌ててデジカメを構えた途端、そのシーガルは大きなを翼を広げ飛び立っていきました。

Kekeke
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2009年4月22日 (水)

フレーム

バスに乗って街に行く時に、左手に見える一軒家があります。この家は2階建でその2階には窓が3つ、1階には入り口のドアを挟んで左右に窓があります。建物はクリームがかったベージュのレンガ造り、庭に囲まれて瀟洒な趣きがあります。この家に出入りする人や庭に人影をみたことはありませんが、いつも手入れがゆき届いています。

この家の前を通る度に「どんな人が住んでいるのかしら?」と気になり、暫く立ち止まって見ていても相変わらず人の気配はありません。庭のイエローグリーンの芝の周りには白やピンクのバラが大きな花をつけ、しだれ桜のような樹には未だ花はありません。

お散歩の途中この家の前を通り夫に「この家は素敵!」、彼は頷きました。この家の隣家との境に石で出来た背丈より高い紫色の塀があって、其の塀には小さな窓があります。「この窓を通してあの家の庭を見てごらん」と夫に言われたようにしてみると、その窓の右側には樹の太い幹、左側には草花とまるでフレームに入った絵のような眺めにみえたのです。

Thewall
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2009年4月18日 (土)

河童顔のベアー

隣街のアンティークマーケットに行ったら小さな陶器でできたベアーをみつけました。それはブルーのデニムのような帽子を被り両手を後ろについて、ちょっと生意気なポーズですましています。手に取ってみていると傍らで夫が「とても可愛いから買ったら」と勧めてくれました。売り主に「パディントンベアーですか?」と聞くとそれには応えてくれないで「これは知られたスコットランドの陶芸家のもので、最近人気があるのよ」などと説明してくれました。

帰宅して今買ったばかりのベアーをテーブルの上に置き、眺めながらお茶にしました。つくづく見るとなんだか不思議な顔をしたベアーです。鼻が尖っていて、目は黒くその周りはオレンジ色です。そして尖った鼻の両脇と体の真ん中に真っ直ぐな縫い合わせたようなステッチがあります。そして更に良く見ると手にも足にも縫い合わせたようなステッチがあり、全身はウールタッチにみえる短い毛で覆われています。

「カッパみたいだね!」と夫。手と足をみると熊に間違いなさそうですが、夫はこのベアーを見る度に「カッパ!」と呼んでいますが、くだんのベアーはこの不名誉なニックネームに怒ることもせず知らん顔をしています。

Kappa
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カーペット屋さん

朝9時半にカーペット屋さんが約束通りにやってきました。メゾネットの上下階を結ぶ階段にカーペットを敷くためで大きく重そうな道具箱を抱えてふうふう言いながら現れました。「それ、何処でもやりやすいところに置いて良いですよ」と夫。早速作業が開始され暫くすると一段落、カーペット屋さんは階段に敷くカーペットがもう届いている筈だからと、お店に取りに戻りました。

彼が居なくなった間に、階段を見に行きました。階段には一段ずつ分厚い防音材が張られ、その奥と手前には小さくシャープな釘がまるで兵隊さんの点呼のように整然と並んでいました。「階段を上がり下りする時は釘に注意して、それに引っかかったら大変!」と夫。

間もなくカーペット屋さんは戻ってきて、いよいよカーペットを敷き込む作業が始まりました。ハンマーの大きな音と彼の小さくハミングする声が一緒に聞こえてきました。「凄まじい音!階段は何段あったかしら?」とぼんやり考えている内に思っていたより早く作業は手際よく終了しました。階段のカーペットは見事に敷かれ、真新しいカーペットの香りがする上を歩くと、ふんわりとしていてまるで猫があるいているように静かでした。

Carpet
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2009年4月16日 (木)

Hawthorn (山査子)

今日はとても良いお天気になったので午後から夫とお散歩に。アパートを出てシーフロントを歩くとまるで真夏のような日射しです。強い日射しに耐えかねて私達は陽のあたらない裏通りを歩くことにしました。暫く行くと満開の桜の樹があり、その少し横で同じくらいの大きさの樹に濃いピンクの花が一面に咲いていました。「この花は奇麗だね!何と呼ぶのだろう?」私には判りませんでした。

「お茶しよう!」とカフェに入り、そこのウエイトレスさんに今撮ったばかりのデジカメの写真を見せて「この樹の名前判りますか?」と聞くと、彼女は笑いながら判らないと応えてから横に腰掛けている年配のお客に「この樹の名前判ります?」と聞いてくれましたが、彼も暫く考えていましたが結局首を横に振りました。そこで先ほどの樹のところにもどり誰かに聞くことにしました。間もなく車椅子の女性が其の敷地から出て来たので、「この樹の名前教えて頂けますか?」と彼女に尋ねました。

しかし彼女にも判りませんでした、その代わりに彼女は道行く人々に次々と声をかけて聞いてくれました、でも誰も判りません。そうこうしていると彼女は「ガードナーが来た!」と嬉しそうに大声でやって来た男性を呼び止め聞いてくれました。彼は暫く考え込んだ末に「うーん」と唸り「思い出せない??」と言いました。今度こそはと思っていたのでがっかりしていると、彼女は諦めずに又通行人に聞いてくれました。その通行人は立ち止まって花の樹をしげしげと眺め「Hawthornだと思う」と自信ありげに応えました。彼女は「そうね、Hawthornよね!」と笑顔になって頷いたのです。

Hawthorn
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2009年4月13日 (月)

窓から

朝起きるとまず窓から海を眺め、昼も夕も夜も窓から海を眺めます。窓から見る景色はお天気次第で微妙に変わり、時には大きく変化します。

風は弱くても海の表面にはさざ波が立ち、強い風は荒波に変わります。「今日はchoppy water!」と言う時は、海に荒い波がおきている場合で、波が白く見える時にはwhite horseなどと言います。

海にヨットが浮かんでいる景色ほど贅沢に見える眺めを私はほかに知りません、白い帆はどうしてあんなに海や空の色と調和するのでしょうか。でもモーターボートほどそれらのすべてを台無しにする無粋なものはありません、やって来ないよういつも願っています。

Eastermonday
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2009年4月12日 (日)

Easter

バスに乗ってハイストリートのスーパーに出掛けると、ウインドーにはイースターエッグがデスプレイされて、店内にはエッグと一緒にチョコレートケーキが飾ってありました。復活祭の象徴のお菓子のイースターエッグはチョコレートでできていて、カラフルな銀紙で包装されています。店内は家族連れやカップルで賑わいまるでラッシュアワーのようです。

明日の日曜日はイースター(復活祭)です、昨日の金曜日はGood Friday、そして次の月曜日はEaster Mondayなので4連休になります。ですから多くの人達は旅行に出掛けたり、離れている家族が集まってきて食事をしたりで、イースター直前のお店は買い物客で大賑わいになるのです。いよいよこれからイギリスも行楽シーズンの始まりです!

Easteregg
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2009年4月10日 (金)

こころの青空

子供の本には夢や冒険、楽しい事や正義(してはいけないこと)などが一杯詰まっていて見ているだけで優しい気持ちになりますが、かたや大人の本や新聞雑誌の多くは読むと気がめいるようなことで溢れています。夢中になって冒険や夢を追いかけた昔を少しは取り戻したいものです。

青空に浮かぶ雲をみていると、以前知人が夫に送ってきたメールのことを思い出しました。それは詩人Wordsworthの一節で、繰り返し繰り返し読んでも其の意味を理解することはできませんでしたが、でもそれは想像力をとても刺激してくれました。

想像力を豊かにすることで、夢や冒険の世界に行くティケットを手に入れることができるかもしれません、そして幼年期や青春期の輝く日々を少しは取り戻したような気分になるかもしれません。

Jblue
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